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老化制御外来

老化制御外来における基本4項目

1.認知症の防止
物忘れや記憶の減退といった老化症状から認知症(アルツハイマー型、レビー小体型、脳血管性など)へ変化することを未然に防止します。
最新の血液検査(血漿ニューロフィラメント検出)によって非侵襲的、かつ、超早期に認知症の兆候を掴むことが可能になってきており、また、その数値を下げるベータ・ニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)等を用いて発症を抑制します。
2.がんの発症防止
言うまでもなく、がんはいまや国民の2人に1人が発症する国民病となっており、その発症回避は企業における人材損失を防止する上でも極めて重要です。
がんは、突然死などとは違って、がん細胞の発生から発症したと診断(画像診断や細胞診で)がつくまでには少なくとも5年以上、多くは10年以上の年月を要するものであり、がん発生の初期段階を捉えれば、少量の薬剤やミトコンドリアの活性化などによって発症を抑制することが可能です。
現在の診断基準では手遅れ状態になってから治療を始めていると言っても過言ではありません。
3.腎臓病(CKD)の防止
腎臓の機能は失われると回復しない性質のものですから、健全な維持が極めて重要です。むくみ・倦怠感・貧血・頻尿・食欲不振などは著しくQOLを損ないますし、人工透析を受けることになったら尚更面倒なものです。
加齢に伴う血圧上昇は自然なことと思われ放置されてきましたが、これこそ問題の核心である場合が多く、踏み込んだ検討と対策のもと発症を抑制します。
4.突然死の防止
老化制御外来では、心機能の低下による予期しない死亡である突然死(SCD)の防止にも注力します。
最初の症状発現から1時間以内に死亡するSCDは、欧米では年間に死亡者1,000人あたり50~100人の割合となっており、ドイツでは毎年およそ65,000人が突然死しているとの報告もあって日本でも増加傾向にあります。これにはLOX-Indexによる発症リスク検査が有効で、超早期に兆候を掴み、処置・管理を行います。

老化制御外来 検査料金表

項目 検査内容 検査料金(税別)
初診料 初回のみ 10,000円
再診料 検査結果の説明料含む 5,000円より
認知症進行度検査 MCI、ApoE 35,000円
抗酸化力検査 d-ROM BAP 7,000円
糖化最終産物検査 AGEs 2,000円
慢性炎症検査 フェリチン、プレアルブミン、高感度CRP 一般血液検査料
老化進行度検査 テロメア遺伝子検査 35,000円
抗老化力検査 サーチュイン遺伝子検査 40,000円
脳血管・循環器検査 ホモシステイン、VB12、葉酸、VB6 一般血液検査料
発がんリスク検査 8-0HdG ほか オーダーメイド料金
心筋梗塞・脳梗塞リスク検査 LOXindex 15,000円
全身衰弱リスク検査 フレイルサイクル、筋量・栄養 オーダーメイド料金
神経伝達物質検査 GABA、セロトニンなど 一般血液検査料
サインポスト検査 生活習慣病遺伝子検査 40,000円
若返りホルモン検査 DHEA-S 5,000円
腸内フローラ検査 16SrRNA免疫機能検査 Treg オーダーメイド料金

は初回の必須項目です。他は選択可能ですので担当医とご相談の上、必要な検査をお決め下さい。
※上記の検査結果で、改善対策や治療等を行うことになった場合には別途薬剤費が必要となります。